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【リゾートしらかみ】一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動 Part 2

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1泊4日で静岡から東北へ行って帰ってくるこの旅。

東京を経由し秋田到着秋田駅周辺をまわったあとはリゾートしらかみに乗って秋田県を北上していきます

細かい時系列も合わせながら紹介していきます。

(2017年の旅行です。)

Part 1はこちら↓↓↓↓↓↓

junko-3830.hatenablog.com

 

 

 

4月28日(金)リゾートしらかみ乗車

10:30 秋田駅

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スタバで携帯の充電休憩をした後、秋田駅構内へ向かいます。

秋田駅の構内がすごいきれい!

木をふんだんに使ってどこか落ち着く空間です。竿燈まつりのちょうちんが飾られていました。

 

秋田駅からは、「リゾートしらかみ」に乗って移動します。

リゾートしらかみとは、五能線を中心に秋田駅弘前青森駅を結ぶ快速列車です。内装をおしゃれなデザインにし、停車駅ではイベントを行い観光列車の先駆けとして人気の列車となりました。

 

リゾートしらかみは全席指定席なので、事前にネットで予約をしておきました。指定席料金は520円です。

そして、リゾートしらかみを利用する際はぜひ買っておきたいのが、「五能線フリーパス」です。 

秋田から弘前・青森間の普通列車が二日間乗り降り自由の切符です。値段は3,810円。エリア内で泊まって二日に渡り観光する場合は絶対お得になる切符だと思います。

青春18切符が使える期間はそちらの方が安いんですがゴールデンウイークは18切符が使えませんからね。

リゾートしらかみに乗る際もこのフリーパス+指定席料金で乗ることができます。繁忙期は席が取りづらくなるので事前に取っておくのがオススメです。

 

それでは早速リゾートしらかみに乗り込みましょう。

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今回乗ったのは「青池」という車両です。リゾートしらかみには3種類の車両があり、それぞれ特徴があるのでぜひ全部乗ってみたいものです。

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2時間40分の列車旅です。けっこう長いですね。フリーパスを使わずに乗ると、指定席料金合わせて1,940円です。

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秋田駅をでると、ご覧のような壮大な景色がずっと続きます。海はまだ見えません。

11:37 東能代駅

リゾートしらかみの特徴は、主要な駅での停車時間が長いということです。この時間でイベントが行われたり観光ができたりします。

ここ東能代駅では特にイベントはありませんが、15分間停車していました。

せっかくなので降りてみます。

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東能代駅は、五能線の起点の駅です。「起点駅」の看板があります。

ちなみに車内はこんな感じです。

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天井に吊り下がっているモニターで、走行中の前方の風景を見ることができます。イベント中はその様子が流されます。

11:57 能代

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東能代駅を出てすぐ、能代駅に到着しました。能代駅でも20分ほどの停車時間があります。

そして能代といえばバスケです!

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能代市にある能代工業がバスケの強豪校ということで”バスケの街”として知られます。バスケットマンとしては一度は来たいところでした。

バスケをしてない人の認知度はどれくらいなのでしょう…

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この停車時間の間にホームではフリースローにチャレンジができます。

チャンスは一回、見事シュート成功!景品で杉のハガキがもらえました。

  

能代駅を出ると、列車は海沿いを走っていきます。

日本海雄大な景色にシャッターが止まりません。

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しかし動いてる車両から撮るのは難しい…

 

さあ時間もお昼を過ぎたころ、きれいな景色を見ながら昼飯を食べましょう。

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列車に乗る前秋田駅で購入した駅弁です。

駅弁をあまり食べたことがなかったのでこういうのをやってみたかった。この日は車両にもほとんど人がいなかったのでまわりも気にせず食べれます。

「鶏めし ¥880」

となりにあるのは車内で売られていた日本酒です。

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「泡雪のここち ¥500」

秋田美人が雪の中笠を被っているようなパッケージデザインです。このパッケージはいいですねー。

そしてこの日本酒、後で調べると600本の限定販売の日本酒だった模様。確かにおいしかった。フルーティーで飲みやすくすぐひと瓶飲み干してしまいました。今は売られているのでしょうか。

 

そうこうしているうちに降車駅が近づいてまいりました。

13:18 ウェスパ椿山

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ローカル線にしては何とも変わった名前の駅ですが、駅を降りてすぐにあるリゾート施設の名称がそのまま駅名になっております。

しかし私の目的はこちらの施設ではなくバスに乗り換え向かいます。

それにしても2時間30以上の列車旅でしたが全く退屈することもなく過ごせました。さすが観光列車です。

13:25 黄金崎不老ふ死温泉

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駅からバスで5分ほど、不老ふ死温泉に着きました。

不老ふ死温泉へは、リゾートしらかみウェスパ椿山に停車する時刻に合わせて無料の送迎バスが出ているので温泉を利用する人は予約なしで利用することができます。

 

不老ふ死温泉は、波打ち際につくられた露天風呂で有名な温泉です。

温泉宿ですが、日帰り温泉もやっています。料金は600円です。

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露天風呂には洗い場はないので、内風呂で体を流した後海辺の露天風呂に向かいます。

外を歩かなければいけないので一回服を来なければいけないのが少々面倒ですが。

そして露天風呂はなんと混浴です。混浴と言っても混浴と女子風呂に分かれているので混浴側には男性しか入っていませんでしたが…

海を目の前に入る風呂は絶景。そして最高の開放感です。風は強めでしたが、気持ちよく入っていられました。ほんといいところに温泉が湧いたものです。

泉質は鉄分たっぷりの茶褐色のお湯です。少し舐めてみると塩辛い感じですね。

露天に入ったあともう一回内風呂で体を流し、外にでます。長湯は苦手なのですが、一時間以上はいられました。

 

温泉を堪能した後は、十二湖に向かいます。

不老ふ死温泉から直通のバスも出ていますが、せっかくフリーパスもあるし五能線の普通電車にも乗ってみようと思い、最寄りの駅まで歩いていくことにしました。

歩いている途中で振り返るとこんな景色、

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いいじゃないですかー。車も人もいない道路に水平線。

さらに歩くとこんなものも、

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五能線が全線開通した際の記念碑だそう。

なぜ人もまばらなこんなところにあるのかは謎ですが記念に一枚。

 

不老ふ死温泉から歩いて15分ほど、最寄駅に着きました。 

14:50 艫作

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出ました難読駅名!これで艫作(へなし)と読みます。

無人駅です。

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艫とは船の後部、船尾のことだそうで、駅舎の上に船がかたどられています。

無人駅ながらちゃんとデザインされた駅ですね。

待ち時間は待合室で大阪から来たという奥様方とおしゃべりしてました。

 

そんなうちに電車がきました。

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艫作駅から東能代方面の電車は、一日4便だけです。

これは逃しては大変なことになっていました。

15:25 十二湖駅

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十二湖駅着きました。少し駅名標の背景が不気味に見えた…

ここからバスで十二湖へ向かうのですが、乗車まで時間があるので適当に時間をつぶします。

 

駅舎内の売店で購入したソフトクリーム。 

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「青池ソフト ¥300」

その名の通り薄い青みがかった色でヨーグルト風味です。

 

駅の外にはこんな看板が、

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今年はってどういうことだ?毎年変わるのか?

どうやら毎年網引き合戦というイベントが行われ、その勝敗で県境の場所が決まっている模様。あくまでも観光的な県境なようです。

そういえば長野県と静岡県の県境でも、綱引きの勝敗で毎年1mずつ県境を取り合うイベントが行われていたっけか。県境とか国境とかそういう境にまつわる文化って面白いですよね。静岡と山梨なんて未だに富士山の境がはっきりしていないんですし。

私も旅行の時は何県に入った!とかけっこう気にして楽しんでます。

 

ん、そういえばここは観光的県境では秋田と青森の境だがほんとは何県だ?

リゾートしらかみに夢中で全く気にしていなかった。調べてみると、がっつり青森県でしたね。不老ふ死温泉も青森ですしもうだいぶ青森県にいたみたいです。

というわけで遅ればせながら青森県初上陸です!

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さあバスが来たので十二湖へと向かいます。

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しかしバスを待っている間から気になっていたのですが、人が全くいない…

来るのは帰って来る人ばかり、もしかしてこんな時間に行くところではなかったのではないかと急に不安になっていたのですが、バスに乗って不安は的中。乗客は私ひとりでした…

一番前の席に座って運転手さんとお話してました。気さくな人でよかった。

やはり日が登っているうちに行かないと湖はキレイに見えないよとのことでした。

ほんとこの旅しっかり調べて来たはずなのにとりこぼしが多いなーって感じです。ちなみにこの日の朝、リゾートしらかみに乗ったときは切符をとる日付を一日間違えて昨日の日付で予約してしまっていて、まあいろいろとあったわけです。

それでもこんな遠くまできて普通に旅できてるわけですから日本っていいなって思っちゃいますよね。

 

そして、終点奥十二湖につきました。

16:30 奥十二湖

ここから青池などまわっていくのですが、続きはPart 3で!

 

Part 3【リゾートしらかみ能代】編へ→

【十二湖・能代】一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動 Part 3 - ゴシタビ

Part 1はこちら→

【東京・秋田】一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動 Part 1 - ゴシタビ