【弘前/弘前公園】一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動 Part 5
1泊4日で静岡から東北へ行って帰ってくるこの旅。
一日目東京を周り、夜行バスで秋田駅着。二日目からリゾートしらかみに乗って不老ふ死温泉、十二湖、能代、木造、青森を訪れ最終目的地弘前到着。弘前公園へ満開の桜を見に行きます。
(2017年の旅行です。)
Part 4はこちら↓↓↓↓↓↓
4月29日(土)弘前公園で桜を満喫
16:35 弘前公園
弘前駅前から100円の直行シャトルバスを使い弘前公園に来ました。
もうバスに乗ってる時から桜がたくさん見えていました。
青森を代表する、いや日本有数のお花見スポットとして知られる弘前公園のソメイヨシノです。
正直今回の旅行で東北を選んだのはここに来るために予定を組んだようなものなのでメインイベントですね。
バスを降り公園内に入っていきます。
堀の水路に落ちた花びらもきれいです。
どこを向いても桜・さくら・サクラ、こんなに多くの桜を見たのは正直初めてです。
公園内にはめちゃくちゃでかい根が地上に出たイチョウの木も。
桜が道の両側を埋め尽くす桜のトンネルです。
なんかいいなーボート楽しそう。さすがにひとりで乗る勇気はないので見てるだけ。
1時間弱ほど弘前公園で桜を堪能し、夜ライトアップされた桜を見るために日が暮れるまでの時間つぶしに弘前の街を探索にいきます。
17:20 スターバックス 弘前公園店
人が並びすぎていて中には入っていませんが建物としてすごいきれいです。
弘前はりんごの街。いたるところにりんごのモチーフが飾られています。
青森銀行記念館。弘前にはレトロな建物が数多く存在しています。
色々見たのに写真が全然残ってなかった…
夜遅くなると店も混んできそうなので少し早めに飲みにいきます。いろいろな店の様子を見てまわって結局入ったのが、
17:45 津軽弘前屋台村 かだれ横丁
屋台スタイルのお店が並んでいる横丁で、ひとつのお店で食べなくてもフリースペースに座っていろいろな屋台で注文することもできるラフな雰囲気の空間です。
私がまず行ったのはこちら、
17:50 日本酒バー醸
地酒を数多く取り揃えるお店でした。店前で悩んでいたら声をかけてもらえて着席です。
とりあえず青森の地酒飲み比べを注文です。
「青森 日本酒」で調べて一番上に出てきたのが田酒だったので、飲めてよかった。
飲むペース早くていける口と思われたのかけっこうオススメされてどんどん飲んでしまいます。
静岡から来ましたという話をしたら店主の方が昔静岡に住んでいたことがあったらしく話も盛り上がりました。
この時期限定の桜ラベルの「じょっぱり」です。
じょっぱりは名前は聞いたことはありました。写真は撮っていませんが、田酒の桜ラベルもいただきました。
弘前に酒造がある地酒で店主のオススメというのがこれ、
「豊盃」です。
たしかに今日飲んだ中で一番自分が好きだったのも豊盃でした。すっきりしていてけっこう日本酒飲んだ後だったのにどんどん飲める飲みやすさでした。
「日本酒バー 醸 ¥3,100」
→日本酒(田酒 特別純米、じょっぱり 本醸造 山廃、亀吉 純米吟醸、田酒 純米吟醸 百四拾 桜ラベル、純米酒じょっぱり 桜の城、豊盃 特別純米)、みがきにしん、珍味三種
気づけばご飯もろくに頼まず軽いつまみだけで6種も日本酒を飲んでいました。それで1時間半くらい居座ってしまいなんかすいませんって感じです。
19:15 YAMAYO
さすがにお腹が空いたので店を移動して和食屋さんでモツ煮を注文。
あれだけ日本酒を飲んだのに生が飲みたくなり注文。完全に飲みすぎです。旅行で調子のっちゃったなー。
「YAMAYO ¥1,300」
→モツ煮こみ、生ビール
さあ完全に外も暗くなったので夜桜を見に行きましょう。
19:45 弘前公園
弘前公園に戻ってきました。
明るい時間とは違ってまたライトアップされた桜も綺麗です。
夜だと水に反射した桜もよく見えます。
入場料を払って天守の中にも入りました。
天守の背が低いので桜と一緒に撮りやすいです。
この頃は夜景の撮り方を全然知らず三脚も持っていなかったのでなかなかうまく写真が撮れなかった…
そんなにいいカメラでもないのでカメラの夜景モードに頼るのも限界があります。せっかく弘前まで行ったのにもったいなかったな。
さあそろそろ帰りのバスに乗るため、弘前駅に戻ります。
その前にお風呂に入りに行きます。
21:10 アサヒサウナカプセルイン弘前
先ほど飲んだ日本酒バーの店主に温泉がないか聞いて、教えてもらいました。
カプセルホテルについている温泉でしたが、日帰りでも利用できました。
3時間利用のクイックコースで500円でした。タオルはなし。
サウナも付いていてこの値段はなかなかリーズナブル。いいところ教えてもらいました。
温泉も入り夜行バスで寝る準備は万全。
帰りは歩いて駅まで向かいます。
22:15 弘前駅
りんごの風の像。
帰りのバスは22:30なのでそれまで駅でゆっくり待ちます。
しかしここで事件が!
出発まで10分きっても全然人がいないしバスが来る気配がない。
乗り場が弘前バスターミナルとなっていたので、てっきり駅前のバス乗り場のどこかに来ると思っていて、改めてちゃんとバス乗り場を調べてみると全然違う!
普段はけっこうちゃんと調べてから行くんですけどね。なんかこういうところで抜けちゃうんです。
これから乗る弘南バスのバスターミナルは駅を少し北に行ったイトーヨーカードーにあるらしい。出発までもう5分を切っているもうとにかく走ります。
せっかく風呂入ったのにまた汗をかいてしまう。しかしそんなことも関係なしにもう必死です。
このバスを逃したら朝まで弘前で過ごして、朝一のバスで東京帰っても着くのは夕方でそこから静岡帰って、そんなんしてたら家着くの夜中だしめっちゃ金かかるじゃん、次の日仕事だしーとかまあいろいろテンパりながら走ります。
なんとかギリギリ滑り込みで間に合いました。外国の方がなんかもめてたおかげで少し出発が遅れていてなんとか間に合いました。ナイス!助かった。
弘前でのルートはこちら、
①弘前駅→②弘前城 外堀→③大銀杏→④桜のトンネル→⑤スターバックス弘前公園前店→⑥青森銀行記念館→⑦かだれ横丁→⑧弘前公園→⑨弘前城→10.アサヒサウナ→11.りんごの風の像→12.弘前バスターミナル
22:30 弘前バスターミナル
ということで、弘前出発です。
利用したのは弘南バスのパンダ号。
パンダということで上野からも出ているのですが、東京駅・新宿駅にアクセスするバスも青森県からでています。
4列シートですが、この距離の夜行がこの値段はなかなかリーズナブルです。
停まったサービスエリアは、岩手県にある紫波SA、福島県の国見SA、栃木県の佐野SAでした。しかし残念だったのが休憩時間が10分・10分・15分と短かったこと。
降りてトイレ行ってタバコ吸って終わりです。正直帰りのバスはほとんど爆睡でしたが、初めて行くSAばかりだったのでちゃんと全部降りました。
疲れていたからかほとんど寝れたのであっという間に着きました。
4月30日(日)東京から静岡帰宅
07:20 新宿駅
新宿駅につきました。
東京なのになぜか帰ってきたという感じです。
静岡まで帰るのにバスを乗り継ぐのですが、まだ時間があるのでどこか行きましょう。
そういえば明治神宮って有名だけど行ったことない。近かったので行ってみることにしました。
駅を出てすぐ、明治神宮につきました。
07:35 明治神宮
朝も早いんでほとんど人もいません。
参道を歩いてお参りだけして戻ります。
もうこの時は正直疲れもピークでした。
リュックが重い、足が重い、これぞゴシタビです。
この後さらに3時間バスに乗らなければいけないと思うとつらい。
08:20 原宿駅
明治神宮から新宿に戻り、空いた時間を行きも利用したマックで充電休憩をしてバスを待ちます。
09:20 バスタ新宿
さあ最後のバス移動です。
行きも利用した静岡・新宿線を帰りも利用して、往復割引きが使えました。
往復4,370円。片道で2,185ですかね。
途中停まった足柄SAで富士山がめっちゃきれいに見えた!
何回見ても富士山がきれいに見えるとおーってなりますね。
12:40 静岡駅
静岡駅到着!
あとは電車だけだがんばれ!
13:15 藤枝駅
藤枝駅着きました。
これでこの旅の全行程終了です。無事に帰ってこれてよかった。
ゆっくり駅で一服して帰路につきます。
まとめ
- まわった都道府県
東京都
秋田県(秋田市・能代市)
青森県(深浦町・つがる市・青森市・弘前市)
- 旅費
計53,726円(美術館抜き 48,896円)
交通費25,350円
- 総歩行距離
44.2km(iPhone ヘルスケア調べ)
ひとこと疲れた。
今まで行ったことのなかった東北地方にいけた。初めてのSAにいけた。
これまで大学時代とかひとり旅行くと帰りとかはけっこう寂しさがあったんですけど、今回はそれがなかった。ひとつの理由として人とたくさん話せたからかなと思いました。
お店選びがなかなか成功したんで、お店の方とたくさん話せてその土地の話とかできたのがすごいこの旅が楽しい旅となった要因ではないかと思います。私コミュ症なんでこれだけでもだいぶの進歩なんです。
お金の面では、完全に自分の趣味の美術館を抜けば、交通費食費全て合わせて5万以内で済ませることができました。ゴールデンウイーク期間で本州の端まで行って帰ってきてこの値段なら安くできたのではないかと思います。
名物とかはあまり食べれませんでしたがその代わりお酒をしこたま飲めたので私的には満足でした。
時間的にもほとんど移動が主になってしまい、非常に疲れた旅でしたが楽しめました。安く東海・関東圏から東北に行きたいよという方はぜひ!
以上!「一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動」でした。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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