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【考察編】東京ディズニーリゾートはリアルな体験型ロールプレイングゲームだ

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こんにちは。

前回TDR東京ディズニーリゾート)の細かなこだわりや魅力についてたっぷり語ったので、タイトルの通り本題、TDRRPGロールプレイングゲーム)だと思う持論について【考察編】として語っていきたいと思います。

導入編はこちら、

junko-3830.hatenablog.com

 

TDRでの目的を考える

RPGと言っていますが、まずゲーム要素を持たせるとして目的が何かを明確にしなければなりません。

TDRでは十人十色の目的があると思います。キャラクターと触れ合いたい人、ショーやパレードを見たい人、ショッピングをしたい人、グルメを楽しみたい人、風景の写真を撮りたい人など数多くの目的があると思いますが、私の一番の目的はアトラクションに乗ることです。

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正直ディズニーに行く人のほとんどがアトラクション目当ての人が多いと思います。何回も行っているリピーターは他の目的があると思いますが、そう何回もいけない人はアトラクションが中心になってくるでしょう。

アトラクションにどれだけ多く乗るかというのが私のTDRに行った時の中心になる目的です。しかしアトラクションだけ乗っていてももったいない気がするので、シーズンによって変わるショーやパレードも見つつ、ご飯も食べつつ、お土産も買いつつという最低限ディズニーに行ってきた!という思い出は残すというのがRPGのクリア基準ですね。

また、TDRに行くのにもひとりではなくグループで行くことが大半です。

ゲーム感覚で楽しむのもいいですが、私は案内役になることも多いので周りの意見も尊重しながら計画を立てなければいけません。

いかにアトラクションを満喫しつつ、一緒にいた仲間にもいかに楽しんでもらうというのも私の目的です。

RPGの要素に当てはめる

また、RPGRPG言っている中、実際私はそこまでゲームをしないのでまずRPGロールプレイングゲーム)とは何かを調べると、

ゲームメディアなどで「RPG的要素を持つ」と言われる場合は、大抵下記の要素がゲームプレイに含まれている。

  • 成長要素。努力の成果としてキャラクターの能力値が成長する楽しみがある。
  • リソース管理要素。アイテム選びや消費、能力の成長の仕方といったリソースを効率よく管理し、ゲームを有利に運ぶ楽しみがある。
  • 物語演出要素。コンピュータならではのダイナミックな演出、RPGならではの感情移入しやすい物語を楽しめる。
  • 冒険探索要素。広い世界を探索し、旅をする楽しみがある。

コンピュータRPG」 『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
最終更新 2018年5月3日 (火) 12:17、URL: http://ja.wikipedia.org

以上の4項目が出てきましたので、それに沿ってTDRに当てはめて紹介していきます。

成長要素

TDRにおける成長要素といえばリピートすることでたまる経験値でしょうね。やはりアトラクションをマップで探したり、お腹が空いて食べたいものが見つかるまでレストランを探しに歩き回る、この時間が知識があればなくなりますから効率よくパークを回るなら経験値があった方がいいですよね。さらにいけば、トイレの場所や喫煙所の場所など細かな施設の概要を把握しておけばマップは不要でしょう。

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そのように経験値を積んで成長することで、より時間を無駄に使わず充実した一日が使える点で成長要素がTDRにはあると言えると思います。

リソース管理要素

アトラクションにおいてアイテム選びといえばファストパスです。知らない方のためにファストパスとは、アトラクション入り口付近にある券売機でファストパスチケットを受け取り、記載されている時間にアトラクションに戻ってくると、通常より少ない待ち時間でアトラクションに乗れるというチケットです。

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3大マウンテンがそろったファストパス

その他レストランに並ばず入りたいという方には、プライオリティー・シーイングという事前受付ができるサービスがあります。対象の店は割と高めのレストランが多いですが、しっかりと落ち着いて少し豪華にご飯が食べたいという方には時間が効率化できてオススメです。

また、アトラクションの利用基準に満たない小さなお子さんをお連れの方は、同伴者が2名以上であれば、交代利用という制度が使えます。

例えば、父・母・息子・娘・乳幼児という5人家族で行った場合、5人全員では絶叫系のようなアトラクションには乗れないので、父・息子ペア、母・娘ペアのような感じで二つに分かれて交代で乗車します。最初のペアは普通にならばないといけないのですが、交代で乗る後のペアは「アトラクション交代利用カード」を使うと秘密の裏道のようなルートを通ってあっという間に乗り場にいくことができます。これがVIP待遇みたいな気分になれてすごい気持ちがいいですよ。しかも交代で乗るにしてもそこまで時間を取られないので家族連れには便利なサービスです。

以上がアイテムやサービスなどをうまく消費するリソース管理要素です。

物語演出要素

物語演出要素は前回お話した通り、ディズニーは雰囲気づくりにとてもこだわっているので物語の中に入った感覚が味わえこの要素は完全に当てはまる点だと思います。

感情移入という点ではディズニーのショーを見て泣く人もいるくらいですからね。

冒険探索要素

この要素もわりと前回お話した内容に通ずる部分があるのですが、特にTDSのコンセプトが「冒険とイマジネーションの海」なのでぴったりなのでないのでしょうか。

広いパークで違う雰囲気のテーマポートを回りながらアトラクションを制覇していくという冒険、隠れスポットを探していくというような冒険、細かく見ていけば毎回違う発見があるので探す気があるなら十分冒険探索要素はあると考えます。

その他私の考えるゲーム要素

その他にもゲーム要素につながる点があると考えます。

時間が正確

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TDRのすごいところは時間に正確という点です。

ゲームでも時間になればイベントやダンジョンが始まったりしますよね。それと通ずる部分があると思います。

特にショーやパレードが始まる時間はほんと正確。時間ぴったりに「Ladies and gentlemen boys and girls・・・」ってあのいい声がきこえてきますからね。

この時間が正確という部分は計画を立てる上で大変ありがたいです。

常に混雑している

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そして次の要素は常に混雑しているという点です。

まーTDRは混んでいます。いつ行っても混んでいます。

しかしこの混んでいる点が私にとっては一番と言ってもいいくらいゲーム要素のポイントになっていると思います。

やはり混んでいればそれだけ思うように行きません。アトラクションには並ぶし、食事をとるにも購入に並び席を探すにも時間がかかる。そんな不自由な状況の中いかに自分の思った通りに行動できるかというのがゲームのようで面白いのです。

もうガラガラでどのアトラクションも5分待ちとかの状況だったら逆につまらないですからね。混雑している中、間を縫って人よりも多くアトラクションに乗るかというのが私の中の一番のRPG要素です。

まあさすがに入場規制かかって道を歩くのも難しいくらいの混み方はさすがに嫌ですけどね。

安全性が高い

正直今までの話はこれが前提にあってのことだと思います。

ゲームは空想世界ですからゲーム上で事故にあっても当然ですが自分は無事です。

TDRの安全確認とかは非常に厳しいですし、キャストの数もすごいので困ったら話しかければ対応してもらえます。少しでも危ないと思えばショーやパレードは有無を言わせず中止です。前に夏の日めちゃくちゃ天気いいのに高温につきパレード中止ということもありました。

それだけのディズニーは安全という認識があっての入場者数だと思いますし、安全だからこそ何も気にせずゲーム感覚で楽しむことができると思います。

まとめ

以上が私がTDRRPGだと思う要因でした。

全然ゆっくり私はTDRを楽しめばいいという人やアトラクションに並ぶのも苦じゃない人もいると思うので全ての人に通ずる考えではございません。

しかし私のようにそんな年に何回もいけないしせっかくのTDRを後悔せず楽しみたいという人は「アトラクションに何個乗るんだ」とか、「食べ歩きで何店制覇するんだ」とか目標をたててその目標を達成できるように計画を立ててTDRを回るのもゲーム感覚になって非日常の体験ができ、楽しいのではないかと思います。

そんなTDRもどうですか?

1日7,400円のリアルRPGです。そう言われると以上に高い気がしてしまうか…

 

とかいろいろ語っておきながら3年ほどTDRはご無沙汰している私でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

導入編はこちら→

東京ディズニーリゾートはリアルな体験型ロールプレイングゲームだ【導入編】 - ゴシタビ