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結婚式のムービーをつくった話

前回のブログ更新からだいぶあいてしまいました。

ブログ始めたてでそんなに期間を空けたくなかったのですが、その間結婚式のムービー制作をひたすらにやっていました。

本番が7月の三連休中にあり、ようやく終わり一息ついたところです。

自己満の話になってしまいますが、結婚式のムービーをつくった話をよかったらきいてください。

ムービー制作を任された

6月中旬、結婚式の二次会の招待がありました。

私はバスケのチームに所属しているのですが、そのチームのキャプテンの結婚式の二次会です。ほぼチーム全員での出席で、何かやろうとムービーをつくることになりました。

そこで製作係に私がなったわけですが、というのも以前から趣味で動画制作をしていました。バスケのチーム内で誕生日おめでとう動画をつくったり、旅行に行ったときの動画をつくったりちょこちょこと動画をつくっては仲間に見せるということをしてきました。

普通にその流れで私がやることに自然になったのですが、全然それをやることは嫌ではないにしてもどうすればいいのか全くわからないのです。

一番の問題が結婚式の二次会に参加するのがこれが初めてということ。

結婚式経験がほぼ全くない状態で動画をつくるプレッシャー。周りの結婚式経験者からは「二次会だからそんな気にすることはないよ!」とか「普通におもしろい感じでいいよ!」とか言われましたけどそうは言っても今までみたいに友達とか仲間内だけに見せるものではないですし全然知らない人も見るわけですから気は使わないと…という感じでした。

製作開始

製作を始めてさらなる問題が…

「時間がない!」

結婚式二次会の招待があったのが6月中旬、動画をつくることを決めたのが6月下旬、本番が7月中旬ですから半月しか製作期間はないわけです。

さらにせっかく動画をつくるならと新しい動画編集ソフトを使うことにしました。今まで使っていたのはMacに元々入っているiMovieでしたが、今回はAdobe Premire Proを使用しました。

時間がないのにPremire Proを使うという無茶。何からやればいいかも分かりません。Youtubeで説明動画を見て、本屋でテキストを見て、なんとかつなげるくらいは出来るようになりましたがなんせ時間がない。唯一の救いは普段Adobe Illustratorを使っているのでショートカットキーの感じが似ていたこと。

オープニングはバスケの試合の風景をGoProで撮ってBGMに合わせれば、GoProの映像がおもしろいからつなげるだけでいい感じになりました。あとはインタビューっぽい動画を撮影してテロップを入れれば番組っぽくなりますし、水曜どうでしょう方式で動画に文字を入れるだけで多少面白くはなる。

テロップ様様ですよ。iMovieでも動画をつなげることに関しては全然問題なくできるんですがテロップなど文字を入れるのがやりにくい。その点Premire Proはめちゃくちゃ楽でした。今までiMovieで苦労してたテロップ入れが嘘のようにすぐ出来ます。

最後は結婚おめでとうメッセージを撮って少し感動的な音楽にスライドショーと一緒に載せればエンディングの完成です。

時間ギリギリでこれくらいなら人に見せれる自分の中のギリギリのボーダーラインまでクオリティを持ってくことはできました。あまりエフェクトとかを使わなかったので、実際完成を見てもiMovieで何とかできたんではないかという感じでしたがPremire Proをさわりだけでも使うことができたというのが成果だと思っています。

結婚式本番

ついに映像を流すときがきました。

正直結婚式で動画を流すなんてことはよくあることだと思うんです。

しかし仲間内で見せることはあっても私にとって大勢の前で知らない人もいる中で一からつくった映像を流すことは初めてでした。初めての結婚式の二次会ということも相まってめちゃくちゃ緊張しました。

さあ上映!

 

・・・結果からいうと大成功でした!

と言えるほどでもなく、可もなく不可もなくという感じでしたね(笑)

笑いの部分も多く入れていたのですが、なかなか笑いを取るということは難しいものです。思っていたところでウケずにスベり、意外なところで笑いが起こる。

気をつかったつもりでいたんですが音にばらつきがあったり間が微妙なところがあったのも上手くいかなかった点です。製作しながらチェックで見るときといざああいう会場で大画面で見るのでは印象も変わりますからね。

しかし周りの反応的には10分ほどの動画でしたが飽きずに多くの人がちゃんと見てくれたというのと終わってから拍手起こってくれた点、一番は新郎新婦に喜んでもらえたところからすれば成功できたんではないかと思います。

まとめ

ここまで長々と書いてきましたが、今回の製作で一番感じたことがひとつ。

「自分がつくったものを多くの人に見てもらえるのは気持ちがいい!」

これにつきます。だから何かをつくることは楽しいんです。自己満だけで終わるのもいいですが、自分がつくったもの考えたものを、だれかが見ている、使っている瞬間を自分の目で見ることが最高なんです。

もちろん酷評なときもありますが、そうやって評価してもらえること自体けっこう幸せなことだと思います。

自分がつくった映像を、自分とその他大勢の人で見る。初見の人がほとんどなので周りのその純粋なリアクションを私はその場にいながら感じることができました。

これが仕事だったらなーとか仕事でつくったものもこれくらいリアルにお客さんの反応が見ることができたらと思いました。お金が関わってきたらまた別の話になるかもしれませんが…

けっこうな時間を割いてつくった結婚式動画でしたが、もちろんサプライズでタダでやりましたが、制作者として、非常に有意義な体験ができました。

またやりたいとも思いましたし、動画じゃなくても自分の作品を披露する場をもっとつくりたいとも改めて感じさせられました。

 

以上、「結婚式のムービーをつくった話」でした。

長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。