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【打ち上げ数ランキング1位】一度は見たい諏訪湖の花火!

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こんにちは。

さあ夏です、8月です。夏の風物詩といったら花火大会ですが、8月は全国各地で花火大会がひらかれています。

そんな中、諏訪湖の花火大会を聞いたことがあるでしょうか。

長野県諏訪市諏訪湖畔で行われる「諏訪湖祭湖上花火大会」でございます。全国の花火大会の中でも打ち上げ数は日本一です。年々有名になってきている花火大会でもあります。そんな諏訪湖祭湖上花火大会を紹介します。

諏訪湖祭湖上花火大会の概要

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<開催場所>

花火大会が行われるのは長野県は諏訪市諏訪湖畔でございます。

長野県最大の湖でもある諏訪湖、冬になると全面凍結し、氷の亀裂がせり上あがる「御御渡り」なんていう現象も起きます。最近では「君の名は。」の舞台のモチーフになったとかなっていないとかそんな噂もありました。

高速道路だと打ち上げ場所まで諏訪ICから車で20分ほどのところです。

打ち上げ場所は、諏訪湖の中にある唯一の人工島「初島」が目安になります。

<日程>

例年8月15日に開催される花火大会です。

1949年に終戦後の復興を願って第一回が行われてから毎年開催されていて、2018年で70回を迎えます。

唯一中止になったのは2013年の第65回大会のみです。この年は予定通り開催されたあと20分ほどたったところでゲリラ豪雨により中止になりました。このとき1時間の降雨量が諏訪での観測史上最大を記録するという災難な日でした。実際会場にいたんですが道路は冠水、目の前に雷落ちるわで大混乱、ほんとひどかったです。

午後7:00から約2時間打ち上げられます。

<打ち上げ総数>

ここが諏訪湖の花火の推しのひとつです。

一晩に打ち上がる花火の総数は約40,000発。全国の花火大会でもだんとつの1位です。

見ていても40,000発なんて分からないんですが、とにかくどんどん上がります。まだ上がるかってくらい上がります。

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<来場者数>

約50万人(2017年)

全国の花火大会の中では特別来場者数が多いわけではないですが、諏訪市の人口が約5万人。人口の10倍の人が一気に諏訪湖へと押しかけるわけです。混雑のすごさと言ったら半端ないです。

諏訪湖祭湖上花火大会の見どころ

諏訪湖祭湖上花火大会は2部構成になっています。

第1部は競技花火です。

例年10号早打ち競技と、スターマイン競技に別れて審査されます。2018年のプログラムを見ると10号早打ち競技がなくなったみたいです。

第1部までは競技大会なのでそこまで派手さとかはありません。しかし諏訪湖の花火の本当のすごさは第2部からです。最初だけ見てこんなもんかと帰ってしまってはもったいないですよ。

第2部からこれでもかというくらいの量の花火を打ち上げます。

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正直花火というよりは爆発です。

4万発を消費しないといけないわけですからね。

諏訪湖の花火って確かに有名で人気になってきているんですけど、そこまで口コミがよくないんです。その理由がこれです。

芸術性がないというかただ上げてるだけで構成が単発とかいろいろと言われています。要するに花火をよく知っている人からの評価は低いということですね。

ただこの8月の諏訪の花火に芸術性を求めるのは違くて楽しむべきはその迫力だと私は思っています。

諏訪湖花火は音を楽しむ

私が一番諏訪湖の花火で推すのは音です。とにかく音がでかい!

諏訪市は四方を山に囲まれた諏訪盆地に属する市です。そんな諏訪湖から上がる花火の音はすり鉢状になった山に反響し、その音は体の芯まで響きます。腹の底から体を突き上げてくるような振動です。

これに関しては写真ではとても動画でも伝わらない部分なので会場に行って体感するしかないのですが…一回体感して欲しいです。

振動がすごすぎて会場近くに駐めてある車の警報が鳴り出すほどです。小さい子供は泣いちゃいます。

その音が4万回なるわけですから、迫力も凄まじいものがあります。

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これもまた諏訪湖の花火の特徴。↑

煙がどかない。風がなかったり風の方向によっては花火が見えなくなることもしばしば。これはもう運ですね。時々煙がなくなるのを待つ“空のお掃除タイム”がありますが、花火の上がる数がすごいのですぐこうなっちゃいます。

だからこそ音を楽しむ花火大会だと考えるわけです。

おすすめプログラム

第2部の中でもおすすめなのは、宇宙戦艦ヤマトの音楽で始まるジャキジャキスターマインです。

この宇宙戦艦ヤマトはもう毎年の定番になっていて、ヤマトが流れたらすごいのが来るという合図にもなっています。

そして、諏訪湖の花火の目玉は水上スターマインです。

花火が半円状で湖面上に開かれます。

Kiss of Fire」というタイトルなのですが、半円状の花火が対岸からどんどんと近づいて来て湖の中心でひとつになることが由来です。ひとつになったとき上空でも祝いの花火が上げられ、湖面の花火と空中の花火が同時に上がる様は迫力満点です。

そして、フィナーレは2kmにわたる大ナイアガラです。

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めっちゃ明るくなります。

鑑賞のポイント

諏訪湖の花火は一言、「めちゃくちゃ混みます」

前述にもあるんですがこの混雑で嫌になる人は多いかと思います。

近くで見たい方は、ぜひ有料の席をとることがおすすめです。どんどん混雑回避のためか、無料で座って見れるスペースも減ってきています。

車で来る方は、歩いて湖畔まで行けるギリギリの距離まで離れたくらいのところに駐めるのがいいかと。湖畔に近いと帰りの混雑がすごいことになります。時間的には、開演何時間も前から来ないといい駐車場には駐められません。

それか、湖畔最寄りの上諏訪駅からは、会場まで歩いて10分もかからないので一駅か二駅離れた駅に駐めるのもいいかと思います。

しかしこの電車も激混みなのが悩みどころ。

臨時電車が出ているとはいえ、そんなポンポンと電車が来るわけではないので、電車を利用する時も多少の混雑は避けられません。

私が電車で行く時は、フィナーレの大ナイアガラは見ずに帰ってきていました。それで大混雑は避けることができます。

有名な鑑賞スポットとして、諏訪湖SAとか立石公園とかでてきますが、まず諏訪湖SAは入れないですし、立石公園も駐車場が狭いのですぐ人で溢れてしまうと思います。

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ちなみに、諏訪湖の花火は地元のローカルテレビ局LCVが生中継します。

びっくりなのはそのあと深夜から同じ映像を再放送します。見る人がいるのかと思われますが、この再放送を見ながら「あの花火よかったよね」とか「あれすごかったねー」とか家族で復習したりするのが毎年の恒例なんです。

それだけ花火文化が地元に根付いているということです。

 

 

年々人気になってきている諏訪湖の花火。諏訪市が一年で一番賑わうときです。

諏訪の花火は会場で見なければその迫力は伝わりません。ぜひ一度見てみてください。

 

以上、「【打ち上げ数ランキング1位】一度は見たい諏訪湖の花火!」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。