ペイサーズの前半戦を振り返る【NBA2018-19シーズン】
こんにちは。
NBAの話を少し。
現地16日にNBAオールスターゲームが行われ、チームレブロンの勝利で終わりました。オールスターが終わればシーズンも後半が始まります。
ということでレギュラーシーズンも折り返し地点。
ちなみに私は生っ粋のペイサーズファン。インディアナ・ペイサーズの前半戦を振り返りたくなったのでまとめたいと思います。完全な個人の主観です。
開幕前
開幕前の印象を話すと、2018-19シーズンはオフに大きなテコ入れはせずに、前年のいい流れをそのまま今シーズンもっていこうとした感じに見えました。
2017-18シーズンは、エースであったポールジョージが開幕前に抜けて、ドアマット予想もされていたところでのまさかのオラディポ覚醒。シーズンを5位で終え、プレイオフは1回戦負けだったものの7戦までイーストの王者になるキャブスを苦しめました。ファンとしても見ていてとても面白いシーズンでした。
ということでそこまで動かなかった今年のオフ。変化で言えばランスが抜けてタイリークが入ってきたことでどうなるのかなというとこでした。
しかしいい流れと言ってもノーマークだった分勝ち星も増えたのかなとも思っていて、今年は警戒されるかもと戦力をそこまで補強していない分少し不安もあった開幕前でした。
そして2018-19シーズン開幕。
10月
17日 | ○ | グリズリーズ | 83 | - | 111 | ペイサーズ |
19日 | ● | ペイサーズ | 101 | - | 118 | バックス |
20日 | ○ | ネッツ | 112 | - | 132 | ペイサーズ |
22日 | ● | ペイサーズ | 91 | - | 101 | ウルヴズ |
24日 | ○ | ペイサーズ | 116 | - | 96 | スパーズ |
27日 | ○ | ペイサーズ | 119 | - | 107 | キャバリアーズ |
29日 | ● | ブレイザーズ | 103 | - | 93 | ペイサーズ |
31日 | ○ | ペイサーズ | 107 | - | 101 | ニックス |
開幕戦はグリズリーズに勝利。
その後は勝ったら負けたり。アウェイでスパーズに勝てたのはうれしかった。
しかしホームでブレイザーズに敗退。なんかブレイザーズに勝っているところを最近見ていないような…
10月は5勝3敗で勝ち越しです。スタートでつまづかなくてよかったという印象です。
11月
2日 | ○ | ペイサーズ | 107 | - | 105 | ブルズ |
3日 | ○ | セルティクス | 101 | - | 102 | ペイサーズ |
5日 | ● | ロケッツ | 98 | - | 94 | ペイサーズ |
7日 | ● | 76ERS | 100 | - | 94 | ペイサーズ |
9日 | ○ | ペイサーズ | 110 | - | 102 | ヒート |
11日 | ● | ペイサーズ | 103 | - | 115 | ロケッツ |
16日 | ○ | ヒート | 91 | - | 99 | ペイサーズ |
17日 | ○ | ホークス | 89 | - | 97 | ペイサーズ |
19日 | ○ | ジャズ | 94 | - | 121 | ペイサーズ |
21日 | ● | ペイサーズ | 109 | - | 127 | ホーネッツ |
23日 | ● | スパーズ | 111 | - | 100 | ペイサーズ |
26日 | ○ | ペイサーズ | 121 | - | 88 | ジャズ |
27日 | ○ | ペイサーズ | 109 | - | 104 | サンズ |
29日 | ● | ペイサーズ | 96 | - | 104 | レイカーズ |
11月も勝ったり負けたりな感じ。それでも8勝6敗で勝ち越しです。
しかし上位チームとの対戦が少ない。さらに上位チームと当たったときは負けています。セルティックスには勝ちましたがオラディポのミラクルで勝った感じでしたし、ロケッツは今シーズン出だし全く勝てていなかったのに2戦2敗してしまったペイサーズ。
下位チームにはそこまで取りこぼしなく勝っているという意味では安定はしているのかもしれませんがどうかなといった不安な日々。
さらにここで痛すぎるオラディポ離脱。
全シーズンオラディポいない試合は0勝だったのでこれはヤバイと焦ります。
しかし今年はペイサーズ粘ります。
ペイサーズが途中退場した試合でルーキーのアーロンホリデーが躍動して勝利を引き寄せます。オラディポがいなくても層の厚さを見せつけます。
なんだかんだで良い位置をキープするペイサーズ。今年も最後まで楽しく見れそう。
ですがほかのイーストのチームがダメダメでいまいちプレイオフ戦線が盛り上がらない。プレイオフ圏内にいるのはうれしいんですけど。
12月
1日 | ● | ペイサーズ | 110 | - | 111 | キングス |
4日 | ○ | ブルズ | 90 | - | 96 | ペイサーズ |
7日 | ○ | ペイサーズ | 112 | - | 90 | マジック |
8日 | ○ | キングス | 97 | - | 107 | ペイサーズ |
10日 | ○ | ウィザーズ | 101 | - | 109 | ペイサーズ |
12日 | ○ | バックス | 97 | - | 113 | ペイサーズ |
14日 | ○ | ペイサーズ | 113 | - | 101 | 76ERS |
16日 | ○ | ニックス | 99 | - | 110 | ペイサーズ |
18日 | ● | キャバリアーズ | 92 | - | 91 | ペイサーズ |
19日 | ● | ペイサーズ | 96 | - | 99 | ラプターズ |
21日 | ○ | ペイサーズ | 114 | - | 106 | ネッツ |
23日 | ○ | ウィザーズ | 89 | - | 105 | ペイサーズ |
26日 | ○ | ペイサーズ | 129 | - | 121 | ホークス |
28日 | ○ | ピストンズ | 88 | - | 125 | ペイサーズ |
31日 | ○ | ホークス | 108 | - | 116 | ペイサーズ |
12月はさらにペイサーズ調子あげてきます。
4日のブルズ戦からの7連勝。その中でイースト上位のバックス、76ersに勝てたのは大きいです。
そしてサディウス・ヤングがプレイヤーズオブザウィークを受賞します。勢い出てきました。
ヤングはもちろんですがボグダノヴィッチはじめコリソン、コーリージョセフ、サボニスが頼もしいです。
マイルズターナーはもう少しといったところですがブロックマシーンかのようにブロックにとんでいきます。
その後連敗を挟みながらも連勝で2018年を終えることができました。結果的にまさかの12月は12勝3敗。だいぶ勝ち星稼げました。
1月
4日 | ○ | ペイサーズ | 119 | - | 116 | ブルズ |
6日 | ● | ペイサーズ | 105 | - | 121 | ラプターズ |
8日 | ○ | ペイサーズ | 123 | - | 115 | キャバリアーズ |
9日 | ● | ペイサーズ | 108 | - | 135 | セルティクス |
11日 | ○ | ペイサーズ | 121 | - | 106 | ニックス |
15日 | ○ | サンズ | 97 | - | 131 | ペイサーズ |
17日 | ● | 76ERS | 120 | - | 96 | ペイサーズ |
19日 | ○ | マーベリクス | 99 | - | 111 | ペイサーズ |
20日 | ○ | ホーネッツ | 95 | - | 120 | ペイサーズ |
23日 | ○ | ラプターズ | 106 | - | 110 | ペイサーズ |
26日 | ● | ペイサーズ | 103 | - | 106 | グリズリーズ |
28日 | ● | ウォリアーズ | 132 | - | 100 | ペイサーズ |
30日 | ● | ペイサーズ | 89 | - | 107 | ウィザーズ |
31日 | ● | ペイサーズ | 100 | - | 107 | マジック |
2018年から続いていた連勝は6でストップ。しかしここでオラディポが復帰してきました。12月からの勢いとオラディポ復帰でさらに上げていきたいペイサーズ。
勝ち星はあげているのですがどうも手放しに喜べないというか、負けているチームがラプターズ、セルティックス、76ersと全部イーストのライバルチームなんですよね。さらに勝っているのはほとんどが勝率5割以下のチーム。
これからが怖い。ただアウェイの試合でもそこそこ勝っているというのはプラス材料です。プレイオフはほぼ固くなってきました。
しかし、ここで今年のペイサーズで一番の大事件が。
23日のラプターズ戦、オラディポが途中退場します。明らかにこれはあかんという倒れ方をしたオラディポ。今シーズン全休が決まりました。
この日のラプターズ戦には勝ちましたが、この勝利は大きかったはずなのですが、ムードが一気に悪くなった感じ。前回の離脱とは違う雰囲気で、実際その後ペイサーズは4連敗を喫してしまいます。
ここまでけっこうチームとしてもいい感じできていてプレイオフが楽しみだっただけになかなかショックな出来事でした。
2月
2日 | ○ | ペイサーズ | 95 | - | 88 | ヒート |
4日 | ○ | ペイサーズ | 109 | - | 107 | ペリカンズ |
5日 | ○ | レイカーズ | 94 | - | 136 | ペイサーズ |
7日 | ○ | クリッパーズ | 92 | - | 116 | ペイサーズ |
9日 | ○ | キャバリアーズ | 90 | - | 105 | ペイサーズ |
11日 | ○ | ホーネッツ | 90 | - | 99 | ペイサーズ |
13日 | ● | バックス | 106 | - | 97 | ペイサーズ |
オラディポショックの1月末の連敗をとめたいペイサーズ。正直4連敗しているときは10連敗くらいいくんじゃないかという覚悟もしていましたが、なんとかヒート戦で連敗はとまります。
するとそこから元の調子を取り戻すペイサーズ。
まさかの6連勝。今年はオラディポなしでも戦えるということを証明してくれました。レイカーズ戦ではレブロンに最大点差での敗退をお見舞いするというおまけと、さらにボグダノヴィッチがプレイヤーズオブザウィークを受賞するという何ともうれしいニュース。
シーズン序盤にオラディポも受賞していて、ペイサーズから同じシーズンに3人選ばれるのは初めてのことだそう。
オールスター前最後のバックス戦は負けてしまいましたが、イースト1位のチームに4Qには二桁リードしていたということで、今のメンバーでもイーストで戦えるところを見せました。最後の最後で逆転されてしまうところにオラディポ不在が響いた感はありますけど。
まとめ
結果前半戦終えて38勝20敗。
いろいろと書いてきましたが正直予想より全然良くて気分がいいです。
コリソン、ジョセフのPGふたりの安定感はすばらしい。困ったときに点をとってくれる感じ。ほんとコリソンは戻ってきて別人になりました。
ボグダノヴィッチは正直オールスター級の活躍してると思いますし、ヤングのオールマイティさは頼もしいです。
そしてペイサーズの強さはベンチの強さ。やはりセカンドユニットでサボニスがでてくるのは脅威だと思います。地味にタイリークもいますし。
前半戦もわりと雰囲気もいい感じで終えられて、マシューズという新たな戦力も補強し後半戦これからどうなるか。
オラディポがいない不安と、強豪チームとの連戦が終盤に待っているという不安はありますが、今の調子で行けばプレイオフはいけるんじゃないかと踏んでおります。
ただプレイオフに行って1回戦で負けるのを見るのはもう何年目だという話。ぜひプレイオフでも勝ち進めてもらいたいペイサーズ。私は今のメンバーでも1回戦突破は行けると思っています。
ということで超個人的にペイサーズの前半戦を振り返りました。
後半戦もがんばろうペイサーズ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あぁオラディポ…