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乃木坂知らなくてもデザイン好きならだいたいぜんぶ展行ったらいいよという話 【Part 2】

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こんにちは。

4月6日(土)ソニーミュージック六本木ミュージアムで行われている「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」へ行ってきました。

 

デザイン誌「MdN」の元編集長がディレクターをしているというこのだいたいぜんぶ展。だいぶ今更感ではありますが、行って来たのでデザインの目線からこの展示会をまとめています。

 

Part 1はこちら、

junko-3830.hatenablog.com

ミュージックビデオへのこだわり

CDジャケットコーナーを抜けると、気づいたら片思いの未公開写真コーナーがあり、メンバーの写真とサインがありました。

その次のコーナーがミュージックビデオのコーナーです。

台本があり、絵コンテがあり、小道具があり、実際にミュージックビデオも流れていました。

一番おもしろかったのは逃げ水のキャラクターデザインの展示。

逃げ水のMVに出てくる登場人物ひとりひとりにちゃんと設定がつけられていて、ビジュアルがちゃんと漫画のキャラクターのように描かれていました。

乃木坂のMVの中でもなかなかの個性的な作品である逃げ水ですが少し理解できた気がします。

 

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次はサインコーナーということでこれまでにだいたぜんぶ展を訪れたメンバーのサインがずらり。

250点の衣装展示コーナー

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そしてお待ちかねの衣装コーナーです。写真撮影OKがうれしい。

これまでの衣装が歌衣装から制服までだいたい全部後ろの巨大ラックにかけられています。

そのうち5着をトルソーに着せて手前に飾り、説明書きやラフスケッチとともに展示されています。

この衣装展示は期間中に定期的に展示替えが行われ、今回は「西野七瀬特集」となっていました。

 

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先日の7thバスラの最終日、「いつかできるから今日できる」で着られた衣装。

ベルトが目立つデザインですが、このベルト、ヌメ革を使用しているんだとか。さすが乃木坂、いい素材使っています。

 

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見たことある人も多いであろう記憶にも新しい第69回紅白歌合戦で着られた衣装。

乃木坂そんなに知らない子というか若干アイドルアンチ入っている子もこの衣装はかわいいと認めてた。

この衣装はもっと見たいけど今後着ることあるのだろうか…

左胸にはN46のブローチが。ほんと細かいところまでこだわっています。

 

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そして3つ目。

なーちゃんが卒コンのアンコールで着た衣装です。

羽が散りばめられたこれもまたきれいな衣装。

卒コンはライブビューイングで見ていましたが近くで見るとまた違った印象。

 

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西野七瀬特集ということでまいやんとダブルセンターを務めた「インフルエンサー」の歌衣装。

やはり激しいダンスナンバーでもあるので他に比べて動きやすそうな衣装です。

 

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なーちゃんの参加しているユニット曲、「他の星から」の衣装です。

他星の衣装は個性的ですぐわかります。遠くからでも非常に目立つ。

 

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そして、22nd 「帰り道は遠回りしたくなる」のフォーメーション展示です。

この衣装を人数分つくるというのも大変だなーという印象です。

 

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よく見るとひとりひとり模様が違うんです。襟の形もアシンメトリーになっているものがあったり襟なしだったりほんと凝っています。

 

やはり見慣れてはいても動いているメンバーを追いかけているのでなかなか衣装をちゃんと見ることはできず、こういう機会にしっかりと衣装が見れるのはうれしいことです。

細かいところまでデザインが凝っていて、ラフスケッチとかもっと後ろにかけられていた衣装についても見たいですし、トルソーで飾られていた衣装も正面だけでなく背面のデザインも見たかった。

 

そして展示の最後はソニーの最新鋭のシステム「Crystal LED ディスプレイ」でライブ映像を鑑賞します。

映像が始まると、画質がきれいすぎる…

彩度がすごくまぶしいくらいの発色のよさ。

 

さあ展示はここまで。

しかし展覧会はここからが楽しいところ。ミュージアムショップです。

とりあえず絶対購入の図録を申し込みます。

320ページもあって2,500円は安すぎます。結構美術館とか行って気に入った展示のときは図録は買うんですがこのボリュームでこの値段は安い。購入するべき。

あとは展覧会直後は即売り切れになっていたまりっかTシャツの在庫がたくさんあったのでこれは即買い。

ポストカードなど細々したものを買って1万円いかないくらいでフィニッシュ。もう少し使うかなとは思っていたんですがちょっとケチりましたかね。ポストカードもう少し変えばよかった。

とりあえずデザイン的に気に入ったジャケットのポストカードを購入しました。その他グッズのデザイン性も高いです。

まとめ

ということで行ってきました「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」。

乃木坂の展示会、さらにプラスしてMdNがはいっているという自分にとってはだいぶ楽しみな展示会で、行く前からだいぶハードルがあがった状態で訪れました。しかし見事にそのハードルを越えてきましたね。

乃木坂46というアイドルを見せる展示会ではなく、あくまでも乃木坂46チームが制作したアートワークが主役の展示会でした。

ほんとに乃木坂ファンが行くより、デザインに携わって数年みたいな人が行った方がためになる、そんな学びの場でした。

美術館としては少し小さめの建物ですが、その分間延びせずコンパクトにまとまっていて充実度が高かったように思えます。

滞在時間も展示を見るのに1時間半、ミュージアムショップに30分ほど。けっこう美術館とかでガッツリ隅から隅まで見ると見終わったあと疲れたりするんですけどそれがありませんでした。

 

ここまでデザインがどうとか、知らなくても楽しめるみたいなこと書いてきましたが、実際わたしは乃木オタなわけで、いくらデザインの面でよかったと言っても色眼鏡で見てしまっている部分はあるかもしれません。

ただ、今回一緒に行ったのがそこまで乃木坂知らない、数人メンバーの名前わかるよくらいのデザイン関係の仕事している友達だったのですが、最終的に自分よりショップでお金使ってました。

 

残り少なかった会期も5月末まで延びました。

ぜひアイドルのイベントと思わず美術館感覚で行って欲しいそんな展示会です。

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以上「乃木坂知らなくてもデザイン好きならだいたいぜんぶ展行ったらいいよという話」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。