【リゾートしらかみ・青森】一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動 Part 4
1泊4日で静岡から東北へ行って帰ってくるこの旅。
一日目東京を周り、夜行バスで秋田駅着。二日目不老ふ死温泉、十二湖を訪れ能代で一泊した次の日、リゾートしらかみに乗って青森駅を目指します。
(2017年の旅行です。)
Part 3はこちら↓↓↓↓↓↓
4月29日(土)リゾートしらかみ乗車
09:25 能代駅
リゾートしらかみが到着しました。
能代駅では、10分の停車時間がありフリースローチャレンジが行われていましたが昨日やっているので車両に早速乗り込みます。
本日乗るのはこちらの「橅」です。
2016年7月にデビューした一番新しい車両です。
座席はこんな感じ、
なかなか派手な色の暖色系のシートです。そのおかげで「青池」の車両よりも車内が明るく感じました。
ちなみにボックス席もあるのですが、
右側のように席を平面にすることができます。
足を伸ばして電車に乗れるなんて優雅なひとときです。グループで来たときはボックス席を使いたいですね。
「橅」という名前にちなんで、車内の様々な箇所に木が使われています。
さあ出発です。
2時間30分の電車旅です。
普通に考えたら電車に2時間半乗るってなかなかしんどいですよね。
能代駅を出発して一時間ほど、軽食を食べます。
十二湖から深浦駅の間に車内販売で売られる「マグカツドッグ」です。
その名の通りカツにしたマグロをパンに挟んだご当地グルメです。500円。時間的にも小腹が空いた頃でぴったりでした。
10:49 深浦駅
深浦駅で10分ほどの停車時間がありました。
外に出ると、ホームの反対側にリゾートしらかみの別車両がとまっていました。
昨日は「青池」にのり、今日は「橅」にのり、ここで「くまげら」が見られたのでこれで3種類制覇ですね。
リゾートしらかみでは、景色がきれいなポイントに来ると速度を落として運転してもらえます。おかげで景色がゆっくり見られるのと、写真も撮りやすくなります。
この後有名な観光地千畳敷を通るのですが、今回乗ったのはリゾートしらかみ1号で、1号は千畳敷駅に止まらないんです。
2号や3号は停車時間があり15分ほど観光することができるのですが、せっかくなら降りて見たかったですね。
電車の速度は緩めてもらえます。しかし写真がうまく撮れなかった。
かぶと岩という奇岩は撮れました。
昼飯を食べましょう。
「橅」車両には、「ORAHO」というカウンターでお土産や弁当・お酒を売っているブースがあります。
ここで駅弁と日本酒を購入しました。
「海三昧 ¥880、日本酒 吟醸 斜陽館 ¥200」
車窓を眺めながら駅弁を食べ、日本酒もいただく。最高の時間ですね。やっていることがオヤジ化してきた…
青森と言えば津軽三味線ですね。演奏は先頭車両で行われていて、私は席が一番後ろの車両の一番後ろの席だったので見には行きませんでした。電車内には演奏が音声で流れてくるのでその音をききながらご飯を食べていました。
さあそろそろ下車駅が近づいてきました。
12:04 木造駅
車内では津軽三味線が鳴り響く中、下車します。木造駅です。木造ではない木造駅です。わからないけど…
降りた理由はこちら、
この駅舎のインパクト!
木造駅のあるつがる市亀ヶ岡遺跡から出土した「遮光器土器」をモチーフにした土偶が駅舎一面を覆っています。この発想がすごいですよね。
夜は目からビームが出ていたこともあるとかないとか。
横から見るとこんな感じ。
駅舎の横にはこんな建物も。徹底して遺跡を推してきます。
少し歩いて後ろを振り返ると、
遠くから見てもこの存在感。街のシンボル的存在ですね。
12:20 街の駅 あるぴょん
駅から歩くこと10分、街の駅「あるぴょん」につきました。
さまざまなお土産が売っていて、私が購入したのはこちら、
「しゃこちゃんどら焼き ¥200」
駅舎の土偶をかたどったどら焼きです。しゃこちゃんという愛称で親しまれているようです。駅周辺をぶらぶらとしながら見つけた公園で食べます。
しかしまあ天気が良いです。
歩いているとまだ4月なのに、しかも東北なのにTシャツになりたくなる暑さでした。思えばこの日の朝は能代では雨が降っていたのにこの天気です。
そろそろ駅に戻りましょう。
13:13 木造駅
木造駅散策も1時間ほどに次の電車がきました。
五能線の普通列車から奥羽本線へ乗り継ぎます。青森までは五能線フリーパスで乗れます。ありがたいです。
木造駅から乗ったときはほとんど人がいなかったのですが次の五所川原駅から一気に人が増えました。思った以上に混んでいます。今日はゴールデンウィーク始まりの土曜日ですからね。
4月29日(土)青森駅から弘前駅へ
14:35 青森駅
青森駅まで着きました!
しかし時間の都合上ここ青森に居られるのは1時間のみ、急いで行きましょう。
駅の目の前にあるこの目立つ建物が「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。
いつでもねぶた祭りを体験できます。しかしこちらには入らず私が向かったのはこちら、
14:45 A-FACTORY
青森の美味しいものが集まるお土産屋さんです。
おしゃれな建物です。
さまざまなお土産、スイーツなど売っていますが私の目的はこちら、
アオモリシードルです。
シードルとは、りんごを発酵させてつくったお酒です。ぶどうがワインだとしたらりんごがシードルですね。A-FACTORY内にはシードルをつくっている工房も併設されています。
ここでも酒です。ほんとビールやら日本酒やらろくにご飯も食べずに酒ばっか飲んでる旅になってしまっています。
A-FACTORYの2階で、アオモリシードルを有料ですがテイスティングできるスペースがありました。
300円、600円、900円のカードの中から選び、自分の好きなシードルを自分で注ぎテイスティングします。なかなか種類があってどれがいいのかまったくわからん。
隣にあるレストランでおつまみも頼めます。
とりあえず私は600円のカードを選びました。
「テイスティングバー ¥600」
→ニッカシードル 40ml ¥100、あおもりシードル ドライ 80ml ¥200、あおもりシードル スタンダード 40ml ¥100、ニッカシードル ロゼ 40ml ¥100、キモリシードル ドライ 30ml ¥100
ワインは正直あまり好きではないのですが、シードルの方が飲みやすく好みでした。とくにキモリシードルドライがよかったです。
15:10 青森ベイブリッジ
シードルも飲み終え外に出ると、微妙に時間があります。奥に見える橋が登れるようだったので行ってみることにしました。
青森駅ってこんなに海辺にあったんですね。
海辺がわりと施設があって「青森ウォーターフロント」というそう。ちなみに写真中央の橋はラブリッジと言うそう…けっ
「青函連絡船メモリアップシップ八甲田丸」
青函トンネル開通まで本州と北海道を繋いでいた連絡船です。
そろそろ電車の時間です。
15:30 青森駅
1時間だけでしたが、案外充実していた気がします。
青森駅の2階からこの1時間で行った場所がまとめて撮れました。
この旅最後の電車移動です。
ちなみに、今回秋田から弘前まで電車で移動してきましたが、五能線フリーパスとリゾートしらかみの指定席を合わせて5,370円かかりました。もしフリーパスを使わずその度料金を支払っていたら、8,140円。2,770円フリーパスで浮いた計算になりました。
こういうのを調べると得した感じがして嬉しいですね。
16:20 弘前駅
弘前駅着きました。
さあ弘前公園に満開の桜を見に行きましょう。
続きはPart 5で!
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【弘前/弘前公園】一泊四日で静岡から東北へ、旅行という名の長距離移動 Part 5 - ゴシタビ
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